夏の剪定、夏の施肥について |
まだ残暑が厳しいですが 秋花を綺麗に咲かせる準備が必要な時期になって来ました これは私のやり方ですが ご披露させて頂きます これは東京近郊が基準です ERを含め四季咲き性バラ共通です 秋バラの最盛期が10月中頃ですが 剪定して開花まで約50日前後と言われ 逆算すると剪定の時期は8月下旬から9月10日位までです 剪定が一日遅れると開花が2日遅れると言われています これは 寒さに向かい成長が鈍るためです 秋は春と違い 一斉に咲かず 枝の太さ 環境 剪定の時期などにより開花はまちまちです なので 私は今から花ガラつみを兼ねて剪定を始め 9月3〜5日を剪定の中心にします 私の剪定の基準は 花が咲いた枝の一つ手前の枝を切ります 3番花の場合は 2番花の枝で 葉の付け根の芽のふくらみの大きな所の1a上で切る 2番花の場合は 1番花の 上と同じ要領で 古い枝から伸びた新しい枝の花は その枝で 上と同じ要領で 花が付かなかったブラインドの枝も同じ要領でカットします なぜ 一段下の枝で切るかは 3番花の枝はだいぶ細くなり そこからの枝の花は小さ目になる事が多く 経験的に良い花が咲きにくく それと 背が高くなって樹形のバランスが悪くなることなどで 特に鉢植えの場合一段したで切らないと 鉢とのバランスが悪くなります どこえ切るかわからなかったら 葉の付け根の芽のふくらみの大きな所が 一つの判断基準になります FLや小型樹形のERなどは 樹形を整えるだけにしたり 花の咲いた枝できることもあります この説明はあくまで基本剪定で ERの場合品種ごとの差があり 後はどうかご自分でいろいろやってみて 自分なりのやり方を見つけて下さい 肥料は今の時期とても大切です 私は3月〜11月まで肥料は切らせません 特に鉢植えは 今年のように暑いと水やり頻度も多く 肥料の流失多く肥料切れ起こしやすいので 施肥の頻度を高めています 有機肥料は遅効性のためベース肥料には良いですが ここ一番は起爆剤のつもりで 化成肥料を考えて下さい 量は説明書の規定量にして下さい 貼った写真は本文と関係ありませんが 写真が無いと注目されないと思い貼りました・・笑 ERのファィナンシャル・タイムズ・センティナリーです カップの大型の良花です この写真はご熱心(かなり重病)に 多くのERを育てている方から資料として頂いたもので 掲示板ひ載せるのはご了解頂いています いま ウチでも咲いていますが 夏でも満開時にカップが崩れず咲いています シュートの処理の方法 私の場合樹形との兼ね合いでやっています 鉢植えの場合 30〜80a伸びたところで ピンチ(先をつまむ)します 地植えの場合 80〜150aでピンチ つるバラの場合 伸ばしほうだい で、ピンチしますと上部からほうき状に枝が伸びツボミ付けますが 咲かせるか 切るは その時の気分と品種です 一回花が咲くと幹も充実してきますので 樹形のバランス考えて 地上部20〜30aで切ります(鉢植えの場合) |
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