秋剪定はご自由に フレグランス
  実寸です
少し長くなりますが。
7月に摘蕾のカキコしたのご覧頂いた方はツボミを取るか、取らないかで
かなりお悩みになったり、ツボミを取るのに小さな胸を痛めた方が
大勢居たとか・・、ツライ思いさせたこと私も胸が痛みました・・(笑)
今綺麗に咲いたの拝見しますと、
ア、取らなかったんだなって思ったりしています。

で、7月に摘蕾するかしないかの違いは、
摘蕾しますとすぐに新芽は出始めますが、
それが花を咲かせてからの剪定ですと、
花を咲かせる負担と切ってから芽が出るまでの遅れが、
木の充実度の違いに出ると言う事です。

そこで四季咲きバラの秋剪定ですが、
秋花はどんな剪定しても春みたいに一斉には咲かせる事は難しく、
長い期間どこかに咲いていると云う感じです。

それは枝の太さや切る位置で芽が伸び方が一定ではないからです。
秋は剪定して次の花が咲くまで約55日前後かかります。
なので秋花が一番綺麗な10月中〜11月中に咲かせるには
逆算して樹形を整えるの8末〜9月10日(東京近郊)位が好機です。
何らかの原因で葉が全部無くなり枝だけになったのも、
思い切ってこのころ剪定してください。よほどのことが無い限り芽はでます
(かなりの本数で実証済)。

その頃ツボミの着いた枝の場合は悩むでしょうが、
花が咲いてから切っても暖地ではクリスマスから1月ごろ咲く事があります。
なにか目標(コンテストに出品など)がなければ
秋剪定はあまり深く考えずに8中〜花が咲いたら剪定を兼ねて切り、
9月初めにブラインドの枝とか全体を整えるだけの自然体でも良いのではないかと思います。

秋は温度が下がって行きますので剪定が1日遅れると
開花は2日遅れると言われています。
又、秋花は温度の低下から開花までゆっくりになるので
深い色の綺麗な花になります。

剪定の位置ですが私は2番花の枝の中間で切ります。
3番花まで咲いた枝はその枝で切るともうかなり細くなっているので
良い花が咲きませし樹形も乱れ気味になりますので、
2番花の枝まで切り戻します。
2番花までの枝はその枝の中間で切ります。
遅れて伸びた枝で花が咲いたり、ブラインドの枝は中間で切ります。

木に勢い付けるために肥料も忘れずに。

ウチでは全部摘蕾したので今花は全く無くありません・・(笑)
貼ったのは某所で今咲いている「スピリット・オブ・フリーダム」
’02ERです。夏花なので割り引いてご覧下さい。

2003-8-25[月] 10:24
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