Fantin Latour(ChinaHybrids/Centifolia)/1900



Fantin Latour(ChinaHybrids/Centifolia)/1900
ファンタン・ラトゥール
私が毎年、とりわけ
逢うのを楽しみにしているのが、このOldRose
Fantin Latourです。
有名な画家の名前を取ったと言われる、この名前からして
すごく素敵な名前ですよね。
ずっと憧れの薔薇でした。

雨上がりに・・


しなやかな枝を枝垂れさせて
まじりっけのない、クリアなピンクで
咲いてくれる姿は
どの花を見ても本当に素敵です。

この薔薇をじっと見ているとね。
「OldRoseって、その時代の空気を、花びらの中に保っているような・・」っと
そんな気がしてしまいました。
たおやかな、軽やかな、花びら・・
昔から、多くのローザリアンの心をとらえて来た
同じ薔薇を、私も見ている・・なんてね。
とってもうれしくなってしまうのです。
一季咲きOldRoseの、1番の魅力・・でしょうね♪


ルーフ北側の、くぐれないアーチの内側に
2鉢置いて育ててきました。
チャイナの血を引いているために
(洋書では、ChinaHybridsとされているのです。普通は Centifolia と思いますが)
枝に棘がほとんどなく
すらりとした、しなやかな枝振りです。
深い緑の葉に、この上品なピンクがよく似合うと思います。
上の写真
アーチの足元で、Pierre de Ronsardと。


朝の光を浴びて。


花びらの中に、濃いピンクが混ざる事もあり
この表情が、たまらなくロマンティックで
大好きですσ(^_^*)


こういう姿には、風格さえ感じてしまいます。


フワフワの羽のような花びら・・


くぐれないアーチ真ん中付近
Raubritter、手前には、RosaMundiなどなどと。
お気に入りの一角でした。
この薔薇で、ちょっと困ってしまうところは
派手な黒点!
・・でも、黄色くなったりはしないで
いつまでもついているのです。
(黒点じゃないのかな?)
・・ほら、この写真にも入ってますね(;^_^A
でも、鉢植えで、今年は枝を横に倒して
横に2mくらい
高さはそこそこ、1m以内で収まりました。
トゲがほとんど気にならないので
扱いやすい薔薇だと思います。



くぐれないアーチ下付近です。
左上の薄いピンクが
Fantin Latourです。


inserted by FC2 system