実験方法


用意するもの ・トマトの苗
・植木鉢
・土(肥料分の全くない土)
・生ゴミ堆肥(予め作っておいたもの)

@まずは、私が作っていた生ゴミ堆肥を使って
ミニトマトを育ててみることにしました。

A植木鉢を3つ用意して
 ●堆肥入り(土の中に堆肥を一度埋めてあるもの)
 ●堆肥なし(肥料分の全くない土を使って育てる)
 ●堆肥乗せ(肥料分のない土の表面に堆肥を乗せていく)
それぞれの植木鉢で、ミニトマトの苗を育ててみる事にしました


左から、堆肥入り、堆肥なし、堆肥乗せ・・
それぞれのトマトを植え込みました。(6月14日)

観察
10日ごとに
●堆肥入り●堆肥乗せ・・の二つの鉢の土の上に
生ゴミ堆肥を乗せていきました。
●生ゴミ堆肥は、夏は特に、ニオイがしますが
薄めた木酢液をかけてみたら、ニオイは消えます。

子供達の予想
●トマトの実の数は、堆肥を入れた方が多くなると思う
●堆肥を使って育てた方が、大きく育つと思う。
●味は、堆肥入りの方が甘くなると思う。


最初は丈もそろっていた苗たちでしたが(6/14)


3日後の6/17には、もう、堆肥を土の上に置いて育てたものが
グンと、大きく育って来ている様子がよくわかります。

堆肥乗せ・・っと言うのは

・・こんな感じです。
(見た目、きれいとはいえないのですが(;^_^A・・
たっぷりと乗せていってみましたが
真夏でもとくに肥料あたりすることもなく
即効があることが実感出来ました。



7/15の写真です。
前の写真から、約1ヶ月が経ちました。
鉢がすっかり小さくなったので
植え替えてみました。
3つの鉢が一枚の写真の中に入りきれなくなったので
左を堆肥なし・・として
それぞれ写真を撮ってみました。
左が堆肥なしの鉢
右は、堆肥を土の中に埋め込んで育てたものです。
パっと見ただけで
堆肥を使っている方が伸び伸びと育っていることがわかります。


もう一枚、これは、左が上と同じく
堆肥なしで育てたトマトの鉢
右が、堆肥を乗せて育てたトマトの鉢です。
土の中に堆肥を埋めていなくても
堆肥を乗せて行くだけで、これだけの効果がある事が
はっきりとわかります。

そして、また、1ヶ月ほど経った
8/20の写真です。
たくさんの支柱を使わないと
大暴れしてしまうほど、とてもよく育ってくれました。
(支柱がお見苦しいこと・・お恥ずかしいのですが(^_^;)
堆肥入り(土の中に堆肥を入れたもの) 堆肥なし 堆肥乗せ(肥料分のない土の上に堆肥を乗せていったもの)

そして、ここまで、トマトになった実の数をまとめてみました。

なった実の数
赤く熟して色づいたトマトを収穫した数をまとめてみました。
8/20以降もたくさん収穫できましたが
はっきりと数で差が出て来たので、ここまでの数のみで表しました。
7/11 12 16 27 8/3 12 14 15 20 合計
堆肥なし 0 0 0 2 0 1 0 0 8 11個
堆肥入り 1 1 1 1 1 9 4 7 12 37個
堆肥乗せ 0 0 0 0 2 9 4 11 20 46個

結果
●実の数は、堆肥を使って育てたものが、
全く堆肥分のない土で育てたものの3倍以上にもなった。
●味は、堆肥入りのものが甘くてとても美味しかった。
(HISAKO注・・でも皮がとても厚い・・)
●堆肥を使って育てたトマトの方が、よく育ち
たくさんの実も収穫出来ました。
●土の中に肥料分がない土でも
根元に生ゴミ堆肥を置いてあげるだけで、よく育つ事がわかりました。

●葉っぱが病気になることもなく、
とても元気に育ちました。
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・・っと言う事で、次は
子供達も、自分で生ゴミ堆肥を作ってみることにしました。


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